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容器包装とは

製品を包み、守り、届け、使う。容器包装は、製品とその周囲をつなぐ仕組みです。

1-1 容器包装をどう捉えるか

容器包装とは、製品を収容・保護し、製造・取扱い・輸送・保管・販売・使用などの各場面を支える、容器・包材・包装要素の総称です。

容器包装は、単に中身の外側にあるものではありません。製品が作られる工程、運ばれる過程、保管される期間、店頭に並ぶ瞬間、利用者の手に渡って使われる場面まで、多くの局面に関係しています。

酸素水分 温度衝撃汚染 内容物 容器包装 保護・境界・伝達 外部環境 製造輸送保管 販売使用
FIG. 01-01 内容物 ⇄ 容器包装 ⇄ 外部環境。容器包装は、酸素・水分・光・温度・衝撃・汚染などの外部要因から内容物を守りながら、製造から使用までの各場面を支えます。

1-2 「容器」と「包装」

日常的には、次のようなイメージで容器・包装が区別されることが多くあります。

容器:ボトル、びん、缶、カップ、トレー、箱 など

包装:袋、フィルム、ラップ、外装、輸送包装 など

ただし、規格・法令・用途によって、この境界や定義は変わります。当サイトでは技術情報を整理するうえで、「容器包装」を容器と包装を含む広い総称として使用します。

LAB NOTE
「容器」「包装」という名称だけで法的な扱いを判断しない。

1-3 内容物と外部環境をつなぐ

容器包装は、内容物と外部環境の境界として機能します。内側では内容物の品質や状態を保ち、外側では酸素・水分・光・温度・衝撃・汚染などの要因から内容物を隔てます。この境界としての働きが、容器包装のもっとも基本的な性質です。

1-4 容器包装はライフサイクル全体に関わる

容器包装は、製品が作られてから使い終わるまでの一連の流れ全体に関わります。

材料
容器包装の製造
充填・包装
輸送・保管
販売
使用
回収
再使用・リサイクル・その他の処理
FIG. 01-02 容器包装に関わる一連の流れ。

1-5 容器包装を理解する4つのステップ

当サイトの「基礎」では、容器包装を次の順序で理解できるように構成しています。

01 容器包装とは
02 容器包装の役割
03 容器包装の分類
04 容器包装の形態
05 容器包装形態別の詳細
REFERENCES
関連: 容器包装の基礎知識(総覧) 5-1 プラスチックフィルム(軟包装) 用語集